こんにちは。
登録販売者Naviの中村です。
いつもありがとうございます😊
0→1を作り上げるには
問診から販売まで
OTC医薬品販売のための「0→1」をするには、まずは最低限、一連の流れを身に付けることです。
一連の流れとは「問診からの販売」です。
- 情報収集
- 症状に合う「成分」の絞り込み
- 商品の提案
これは昔から医師が診察した時に処方箋を書くのと同じ手順です。
例えば、風邪をひいて喉の痛みを訴えるお客様を取り上げると、
- 数日前から喉が痛い
- 熱はない
- 少しだるい
- アレルギー歴は特にない
などの情報から、トラネキサム酸やグリチルリチン酸配合の商品やうがい薬、トローチ剤などを提案します。
未経験の方には一見難しいように思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
安心感

多くの薬剤師や登録販売者はこのようなパターンで医薬品を販売しています。
医薬品もネットで購入出来るようになりましたが、やっぱり相談しながらの方が安心ですよね。
この基本パターンを身に付けていないと、お客様から急に相談された時に焦ってしまいます。
登録販売者試験の解説動画はたくさんあるのに、実務の解説やお手本の動画はほとんどありません。
また、お勤め先に薬剤師やベテラン登録販売者がいても「教えてもらう暇がない」という方も多いはず。
ただ、この基本パターンは今も昔も変わらないので経験を積むことで上達出来ます。
セルフメディケイション

基本パターンを覚えたら、後は知識の幅を広げて、食事や生活習慣などのアドバイスも添えると良いでしょう。
ただ単に医薬品を販売するだけでは、お薬の使用頻度が下がらず、「何かあればまた薬を飲めば良いや」となってしまうからです。
登録販売者の重要な役割の一つがセルフメディケイションの推進です。
場数を踏んでいけば、必ず上達します。
下手でも、自信がなくても良い。
自分が良いと思う商品を提案することです。
メーカーの資料を使ってもいいし、自分で比較表などを作ってもいい。
店舗運営が忙しいからこそ、この基本パターンを身につけておきたいですね。
それではまた。
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