みなさん こんにちは。
登録販売者Navi の中村です。
いつもありがとうございます😊
ところで、みなさんも「酢は体に良い」という言葉を聞いたことはありませんか?
それは分かっていても「お酢はツンとくるから苦手」だという方も多いはず。
そこで、今回はお酢の中でも比較的クセが無くて飲みやすい「りんご酢」の健康効果と選び方をお伝えします。
- 健康が気になる方
- お酢は摂りたいけどちょっと苦手な方
- 血圧が高めの方
- 内臓脂肪が気になる方
- 便秘や下痢気味の方
- スポーツや肉体労働の方
などに是非おすすめします。
私は登録販売者として
「最近ちょっと疲れやすい…」
「何か健康に良いサプリが欲しい…」
「毎日元気に過ごしたい…」
というようなお悩みを抱えているお客様によくおすすめしています。
そしてリピーターもとても多く、夏場を中心に年間を通してめちゃくちゃ売れています。
それでは、早速ご覧ください。
りんご酢の健康効果と選び方
飲用酢に関するアンケート

1.食酢の飲用経験
あなたはこれまでにりんご酢や黒酢・もろみ酢などの食酢(飲用酢)を飲み物として飲んだことがありますか?
食酢を「現在飲用している」は7.0%で、2004年以降減少傾向にあります。
「飲用したことがある」をあわせた飲用経験は51.7%です。
飲用者は、高年齢層で多い傾向です。


2.飲んだことがある食酢の種類
飲用経験がある方へ、これまでに飲用として利用したことのある食酢(飲用酢)は何ですか?
飲用経験者が飲んだことがあるのは「りんご酢」「黒酢」が7割弱で上位2位です
ストレートタイプの飲みきりパック飲用者では「黒酢」の比率が高くなっています。
食酢飲用経験者の食酢への期待効果は「疲労回復」が最も多く、「血液をさらさらにする」「健康維持」「ダイエット」「夏バテ防止」などが続きます
食酢飲用経験者の重視点は「味」「飲みやすさ」「価格」が上位3位、「原材料」「成分、添加物」「効能・効果」が続きます
[※引用 マイボイスコム株式会社]
りんご酢の特徴

りんご酢は他のお酢にはない、いくつかの特徴があります。
- 食物繊維が豊富(ペクチン)
- カリウムが多い
- クエン酸などの有機酸が豊富
- ポリフェノールが豊富
- フルーティで飲みやすい
- ツンとこない
- 飲みやすい
それでは、それぞれの特徴について解説します。
【1】食物繊維(ペクチン)が豊富

ペクチンは、りんごに豊富に含まれている「水溶性食物繊維」です。
りんご酢は、りんご果汁を発酵させて作りますが、その際に水溶性食物繊維のペクチンも一緒に溶け出すので、りんご酢にもペクチンが豊富に含まれています。
食物繊維としてのペクチンの健康効果。動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にも。

食物繊維としてのペクチンの特性は、私たちの健康維持に非常に重要な役割を担っています。
ペクチンには整腸作用があり、下痢や便秘を予防する効果があります。
また血液中のコレステロール、なかでも悪玉と呼ばれているLDLを下げる働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にもよい効果を上げるといわれ注目を集めています。
ペクチンは体内の消化管の壁にくっつくことで胃での消化を遅らせたり、小腸で脂質の消化吸収を助ける働きをしている胆汁酸をつかまえることで、体内での吸収スピードを変える働きがあります。
この働きにより、脂質の吸収の抑制にはコレステロール値の低下が期待でき、糖分の吸収の抑制にはインスリンの分泌の低下といった効果が期待できるため糖尿病にも有効です。
また、ペクチンは水溶性食物繊維なので、腸内で便の水分量を増やす働きがあります。
便の水分量が増えると、便は柔らかくなるので排便がスムーズになります。
私達の免疫の60%以上は腸に集まっているので、腸内環境が整うと免疫力が上がり、風邪やインフルエンザなどの感染症に罹りにくくなります。
また、慢性的な便秘症はニキビや肌荒れの原因にもつながりますが、腸内環境が整うとお肌にとっても良い効果が得られます。
【2】カリウムが豊富

カリウムは人体に必要なミネラルの一種で、細胞内液の浸透圧を調節して一定に保つ働きがあります。
ナトリウムを身体の外に出しやすくする作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。
また、神経の興奮性や筋肉の収縮に関わっており、体液のpHバランスを保つ役割も果たしています。
一方、不足するとこれらの働きに影響することはもちろん、脱力感・食欲不振・筋無力症・精神障害・不整脈などの症状がみられることがあります。
なお、大量に摂取した場合でも体内の調節機構が働くので、通常、カリウムが過剰になることはまれであると言われています。
【引用】厚生労働省e-ヘルスネット
通常、人間は体内の塩分量が多くなると「血圧」が、上がってしまいますが、カリウムは体内のナトリウムと結合して塩化ナトリウムとなり、体外に排出されるので、結果的に体内の塩分量が減る事で高血圧予防効果が期待出来ます。
【3】クエン酸などの有機酸が豊富

クエン酸は主に、レモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類や梅干しなどに含まれる酸味=すっぱい成分です。
そう言えば、疲れた時はすっぱいものを食べると良いとも言われますね?
それは、クエン酸が体内で糖を代謝し、エネルギーに変えてくれるからです。
また、体内に入ったマグネシウムやカルシウムなどのミネラル分を吸収しやすくして、身体の疲労物質を分解し、体内の蓄積を防いでくれます。(キレート作用)
人間の細胞内にある「ミトコンドリア」の中では、体を動かすためのエネルギーを生成する『クエン酸回路』という化学反応が日々行われています。
クエン酸は、この『クエン酸回路』の中心的役割を担う成分です。
その他にもクエン酸の酸味が食欲を増進させたり、夏バテ予防等にも活躍します。
体内の「乳酸」を分解するクエン酸

身体が疲れている時は、乳酸がたまっている状況です。
クエン酸には、この乳酸を分解して新陳代謝を助ける働きがあります。
そんなクエン酸は夏バテ防止やスポーツをする方や肉体労働の方などは水分補給の際に、是非おすすめしたい成分の一つです。
【4】りんごポリフェノールが豊富

- 老化や病気から体を守る効果
- 血流を改善する効果
- 口臭を予防する効果
- 美白効果
- アレルギーを抑制する効果
- ダイエット効果
- コレステロール値を下げる効果
- 老化を防ぐ効果
りんごには様々なポリフェノールが含まれており、それらは総称して「りんごポリフェノール」と呼ばれています。
最も多く含まれているポリフェノールは「プロシアニジン」といいます。
ポリフェノールといえば、緑茶の「カテキン」や、赤ワインなどに含まれる「レスベラトロール」が一般にもよく知られていますが、「プロシアニジン」はそれらよりも更に抗酸化力に優れていることが明らかになっています。
【5】ツンとこない
昔から日本ではお米がたくさん取れるのでお酢はもっぱらお米などを原料にした「穀物酢」が主流です。
一方、アメリカではりんごがたくさんとれるので、お酢と言えばりんごから作られる「果実酢」が一般的です。
フルーツから作られる果実酢は穀物酢と比べて、どれもクセがなく、ツンとこないのが特徴です。
ですので、サラダのドレッシングに使用したり、お水や牛乳、炭酸水などで割って飲むのに適している言われています。
ドレッシングなら毎日手軽に摂取出来ますよね。
【6】希釈して飲める

アメリカのバーモント州は、50ある州の中でも、65歳以上の高齢者の割合が高いと言われています。
ですが、古くからバーモント州に住む人々は、厳しい気候、風土にもかかわらず驚くほど長寿で、老齢になっても元気で働き続けていることでも知られています。
その秘密をいち早く解明したのが、1950年代にこの地で医師をしていたジャービス博士でした。
彼は自身の著書の中で、「昔からバーモント州に伝わるはちみつやリンゴ酢が健康に良い」と紹介していました。
その民間療法がバーモント健康法と呼ばれ、のちにバーモント飲料として広まっていきました。
りんご酢が「健康に良い」言われるようになったのは実はこのアメリカ・バーモント州から始まったのです。
りんごの格言

りんごにまつわる格言と言えば
「1日一個のりんごは医者を遠ざける」
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」
「リンゴが赤くなると医者が青くなる」
とも言われ、ヨーロッパのウェールズが発祥の言葉です。
ヨーロッパでは4000年以上前からリンゴの栽培が始まり、この言葉は今から150年以上まえの1860年代に由来となった言葉が最初に記録されているようです。
お酢の健康効果
お酢には様々な健康効果が科学的にも確認されています
特に注目を浴びているのが以下の2点です
- 内臓脂肪を減らす効果
- 血圧が高めの方の血圧降下作用
日々の健康管理に是非、りんご酢を活用しましょう!
りんご酢の選び方
現在、市販で売られているりんご酢は種類も豊富なので、どれを選べば良いのか分かりませんよね?
そこで、ここから「りんご酢」の選び方について説明します。
国産品が安全・安心
中国でもりんごがたくさん取れるのでりんご酢も多く販売されています。
時々、とても安い商品を見かけますが、元々りんご酢自体はそれほど高いのものではありませんので安心・安全の国産品をおすすめします。
飲みやすさで選ぼう
りんごと言っても、その品種は様々です。
りんご酢をつくる時の品種によって味や風味も変わって来ますので、自分の好みの味、風味の商品を探しましょう。
通常、試飲は出来ませんので一品ずつお試しされる事をおすすめします。
用途に合わせて選ぶ
りんご酢の中には、「りんご酢100%」の商品もあれば、他の成分が加わっているものもあります。
サラダのドレッシングやピクルスなと、お料理に使う場合はりんご酢100%のものがおすすめです。
毎日希釈して飲みたい場合は、100%りんご酢の場合、蜂蜜などの甘味をプラスする必要があります。
そんな方には、始めから甘みを加えてあって希釈すればすぐに飲めるタイプがおすすめです。
他の成分もチェック!

りんご酢以外にプラスされている成分があれば、自分やご家族が欲しい成分が入っているものがおすすめです。
例えば、鉄分やコラーゲン、ビタミンC、カルシウムなどが一緒に摂れる商品があります。
最近では健康効果アップのために複数の成分が入っている商品も多いので是非、チェックしてみてください。
本当の果実酢を選ぶ

実はフルーツ酢の中には本当のフルーツ酢ではないものが紛れています。
それは、「フルーツ果汁」に「米酢」などをブレンドしたものです。
色も匂いもクセも少ない「米酢」に「りんご果汁」をブレンドした「りんご酢」やブルーベリー果汁をブレンドした「ブルーベリー酢」と謳って販売している商品があるからです。
りんご酢は先ず、りんご果汁を一度発酵させてお酒(シードルという発泡酒)にしてからもう一度発酵させて(二次発酵)完成するのが、本来の「りんご酢」です。
こうして出来たお酢はリンゴ酸やクエン酸、コハク酸など、体にとって良い働きをしてくれる「有機酸」を豊富に含んでいます。
一方、ブレンドするだけのフルーツ酢は、簡単に低コストで生産出来ますが、有機酸はあまり含まれていません。
果実酢の見分け方は?
では、どうやって見分ければ良いのでしょうか?
その方法とは、裏のラベルを確認することです。
本来の果実酢の場合はりんご酢と表記してあるのに対してブレンドした商品は「りんご果汁・米酢」と表記してあるからです
選ぶ時は有機酸のしっかりと入った本来の果実酢を選びましょう。
選び方まとめ
- 国産品
- 飲みやすさ
- 用途に合わせる
- 他の成分もチェック
- 本来の果実酢を選ぶ
りんご酢の飲み方

りんご酢は元々飲みやすいお酢ですが、薄めずに飲むと胃の粘膜に負担がかかることも考えられますので、お好みで5倍程度に希釈します。
また、蜂蜜やオリゴ糖などの甘味をプラスするとより美味しくなります。
1日大さじ一杯程度を目安に摂りましょう。
また、便利で手軽な飲みきりサイズの商品もありますので、こちらもおすすめします。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「リンゴ酢の健康効果と選び方」をお伝えしました。
これからは「セルフメディケイション(自分の健康は自分で守る)」の時代です。
みなさんも、ご自身やご家族、ご友人、またお客様の健康管理にりんご酢を試してみませんか?
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