通風は風が吹くだけでも痛いって本当なの⁉︎

健康
この記事は約3分で読めます。

みなさん こんにちは😊

ところで、みなさんの周りに「通風」でお困りの方はいますか?

通風は昔から「風が吹くだけでも痛い」と言われる病気ですよね。

でも、そんな通風とはどんな病気なのかよく分かりませんよね。

そこで今回は「通風」について調べてみました。

参照】厚生労働省 e-ヘルスネット 高尿酸血症

通風とは?

痛風とは、ある日突然、足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気で、男性に多い病気です。

この症状は発作的に起こることから「痛風発作」とよばれ、発作が起こると2~3日は歩けないほどの痛みが続きます。

その後、痛みは徐々にやわらいでいきますが、正しい診断や治療を受けずに放置していると同じような発作が繰り返し起こり、発作を起こすたびに病態は悪化していきます。

通風と高尿酸血症

痛風の背後には高尿酸血症という病気が潜んでいます。

高尿酸血症とは体内でつくられる尿酸が増えすぎている状態です。

通常、体内の尿酸は産生と排出のバランスを保ちながら一定の量に保たれるようになっていますが、尿酸が過剰につくられたり排出がうまくいかなくなったりすると、体内の尿酸は一定量を超えてしまいます。

こうして血液中の尿酸の濃度が7.0mg/dlを超えた状態が高尿酸血症です。

高尿酸血症は、それだけでは自覚症状はありませんが、血中の尿酸濃度が高い状態が続くと血液に溶け切れなかった尿酸は結晶化して、関節や組織にたまっていきます。

関節にたまった尿酸結晶に対して免疫細胞が反応し炎症を起こして痛風となるのです。

尿酸とは

尿酸とは遺伝子情報をもつ核酸の主成分であり、筋肉が使われる時のエネルギー伝達物質として働くプリン体という物質が、肝臓で分解された時にできる老廃物です。

高尿酸血症の原因

高尿酸血症の原因は

  • 遺伝的な体質
  • 肥満
  • アルコール摂取
  • プリン体の過剰摂取
  • 激しい無酸素運動

などが挙げられます。

厚生労働省 e-ヘルスネット アルコールと高尿酸血症

高尿酸血症対策

高尿酸血症を放っておくと、通風や動脈硬化を引き起こしますので早めの対策が必要です。

肥満を解消する

肥満の人は尿酸の排泄が抑制されるので尿酸値が上がる傾向があります。

摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やして適正体重にしまょう。

プリン体の多い食品を避ける

プリン体の多い食品は

  • アルコール
  • 牛ヒレ
  • 豚ロース
  • もつ
  • 肉や魚の内臓部分(もつ、はらわたなど)
  • えび
  • かに
  • さんま
  • マグロ
  • ヒラメ
  • ビール

などはとくにプリン体が多い食品です。

厚生労働省 e-ヘルスネット プリン体

水分を多めに摂って尿量を増やす

尿が出ないと尿酸の排泄は出来ませんので水分はこまめに多めに摂りましょう。

アルカリ性食品を積極的に摂る

体がアルカリ性だと尿酸の排泄がスムーズになります。

体をアルカリ性にする食品は牛乳や梅干し、緑黄色野菜、海藻類などがあります。

中でも、緑黄色野菜や海藻類はプリン体をあまり含まないので積極的に摂りましょう。

お米やパンなどの酸性食品は控えめにしましょう

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「通風」について調べてみました。

通風は「風が吹くだけでも痛い」という位の痛みを発する怖い病気です。

そして欧米型の食生活が普及に伴って増えている典型的な病気です。

今は「自分の健康は自分で守る」時代です。

もし食生活の乱れが気になる方は早めに対策をして下さいね♪


市販薬ランキング



コメント

タイトルとURLをコピーしました