認知症を発症する原因の第2位が〇〇⁉︎

豆知識
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みなさん こんにちは😊

ところで、私は以前、高齢者の方が多い地域を担当していました。

その地域は農家の方が多く、みなさん元気に畑仕事をやられていました。

また、お年を伺うと「85才だよ!」などと言われ、その元気さによく驚かされていました。

そんな高齢者や高齢者の方がいるお家を訪問したら、私が必ずお伝えしていた事があります。

私がよく高齢者の方にお話ししていること

「骨折に気をつけてください!」

よく「高齢者は骨折したら治りが悪い」と言われますよね。

確かに高齢者は骨折すると治るのに時間が掛かります。

ただ、私が「骨折に気をつけてください」とお伝えする理由は他にもあるんです。

骨折するとどうなるの?

高齢者の方々が下半身や鼠蹊部などを骨折するのは大変危険です。

なぜなら、下半身や鼠蹊部を骨折してしまうと治るまで長期間歩けませんので、その間は寝たきりになってしまいます。

寝たきりでしばらく過ごせば、歩かないのであっと言う間に下半身の筋力が低下します。

そうなると、仮に骨折が治っても歩けるようになるためには長期間のリハビリが必要になります。

ですが、寝たきりが長期化すると、そのまま寝たきりになってしまう場合もあるんです。

寝たきりから認知症へ

寝たきりになると、それまでは元気に買い物に行ったりや家事や掃除をしていた方が急に出来なくなってしまいます。

また外出が出来なくなって人と会話をする機会が減れば体だけでなく頭も急に使わなくなってしまいます。

そこから認知症を発症する恐れがあるんです。

実際、高齢者が認知症を発症してしまう原因の第2位が骨折なんです。

骨折を防ごう!

高齢者の骨折を防ぐポイントは2つあります。

  • 筋力の維持
  • 骨密度アップ

筋力の維持(下半身)

下半身の筋力が衰えると転倒しやすくなります。

なぜかと言うと、しっかりと足が上がらなくなるからです。

足がしっかりと上がらないのは、太ももにある大腿四頭筋の低下が重な原因です。

また、足首を支える筋力の低下で歩く時にお相撲のような「すり足」になってしまいます。

すり足になれば、ちょっとした段差でもつまずきやすくなりますので、転倒のリスクが一気に上がります。

骨密度アップ!

骨密度のアップで丈夫な骨を維持すれば、仮につまずいたりしても骨折せずにすむかもしれません。

骨密度アップに重要なのは、「カルシウムの摂取」と「運動」です。

ただ、実は人間の骨はカルシウムを摂取するだけでは強くなりません。

骨は衝撃を加えないと骨密度が上がらないので、強くならないのです。

そこでおすすめなのが、NHKでも紹介していたかかと落としです。

この運動は、壁や椅子の背もたれなどに軽く捕まって足を軽く閉じて立ちます。

その姿勢からつま先立ちになります。

そうしたら、そこからかかとをストンと床に落とします。

こうして骨に衝撃を加えることで、骨密度がアップに繋がります。

この運動なら、いつでもどこでもすぐに簡単に出来ますので、気がついた時に出来ますよね。

骨密度を上げる運動【骨粗鬆症】橿原市の整体

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「骨折が認知症につながる」についてお伝えしました。

私はお客様が骨折から認知症にならないように、この話を高齢者の方には必ずしています。

認知症は本人だけでなく、家族にとっても大きな負担になる場合があります。

また認知症を発症しなくても、下半身の骨折でQOL(生活の質)が大きく下がってしまいます。

なので、みなさんも、もしお仕事で高齢者の方やそのご家族に接することがあればこのことを伝えてあげてください。

そしてお客様の認知症や骨折を防ぎましょう!


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