みなさん こんにちは😊
ところで、みなさんはもう「リンデロンVs」を販売しましたか?
最近、芦田愛菜さんのテレビCMでよく見かける「リンデロンVs」は、スイッチOTC医薬品として新発売された第二類医薬品です。
また、購入費用について所得控除を受けられるセルフメディケイション税制対象商品です。
テレビCMの影響で知名度の高い「リンデロンVs」はお客様から質問を受ける機会も多いのではないでしょうか?
そこで今回はそんな「リンデロンVs」はどんなお薬なのか調べてみました!
登録販売者でも販売できる第二類医薬品ですので、是非説明出来るようにしておきましょう!
リンデロンVsとは
すぐれた抗炎症作用をもつ 「ベタメタゾン吉草酸エステル」を配合したリンデロンVs軟膏/クリームは、しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった症状に効果を発揮します。
つらいかゆみや早く治したい皮膚症状におすすめします。

リンデロンVsの特徴
しっしん、皮ふ炎、かぶれやそれらに伴うかゆみ等の症状を治療する皮膚疾患治療薬で、OTC医薬品では最も強いストロングに分類されるステロイド外用剤です。
軟膏とクリームの2つの剤形から、肌の状態に合わせたものを選択できます。
効能・効果
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましん
用法・用量
1日1回~数回 適量を患部に塗布してください
成分
- ベタメタゾン吉草酸エステル
- 分量(1g中) 1.2mg
はたらき
副腎皮質ホルモンの一つで、 炎症をおさえ、かゆみをしずめる
軟膏とクリームの2つの剤形について
リンデロンVsには軟膏とクリームの2つの剤形があり、患部の状態や使用感に合わせたものを選ぶことができます。
軟膏
クリームと比べて刺激が少なく、皮膚の保湿・保護作用が高いため、もっとも頻繁に使用されています。
湿潤した患部から乾燥した患部まで、様々な状態の患部に使用できますが、べたつき感があるのが特徴です。
クリーム
乳化剤を用いて水分のなかに油脂の微粒子を混濁させたもので、べたつきが少ないのが特徴です。
伸びがよく、軟膏のべたつきを避けたい場合に向いていますが、湿ってジュクジュクしている患部には刺激となることもあるため適していません。
ステロイド外用剤は5段階に分類
ステロイド外用剤は、作用の強さによって5段階に分類されます。OTC医薬品には「ウイーク」「マイルド」「ストロング」の3段階があり、リンデロンVs軟膏/クリームに配合されているベタメタゾン吉草酸エステルは「ストロング」に分類されます。

チェックシートと適正使用の説明シート
リンデロンVsを購入、使用される際には、適正使用のためのチェックシートや添付文書をよくお読みください。
添付文書
ステロイド外用薬の塗り方
軟骨とクリームの使い分け
購入するには
リンデロンVs軟膏/クリームは薬局・薬店の薬剤師、または登録販売者から購入できます。
また、許可を受けた薬局・薬店にてインターネット販売を行なっています。
※)リンデロンVs取り扱い店舗にかぎります
1日に塗る回数の目安

目安は、1日2~3回です。
症状がよくなってきたら、「ストロング」に分類されるリンデロンVsは1日1回に減らしてください。
塗る際に気をつけること

せっけんと流水で手を洗い、清潔なタオルなどで乾かします。
清潔な指にお薬を取り、患部にのせ、擦り込まずに、やさしく伸ばして塗ってください。
使用期間の目安
5~6日間使用しても症状がよくならない場合や悪化した場合は使用を止め医師、薬剤師、または登録販売者に相談してください。
1週間以上は続けて使用しないでください。
何歳から使用出来ますか

使用する際の年齢制限はありませんが、乳幼児の肌はデリケートで薬が吸収されやすいため、使用期間や使用量に気をつける必要があります。
使用前に医師(かかりつけの小児科医など)薬剤師、または登録販売者に相談してください。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、最近テレビCMで話題のリンデロンVsについて調べてみました。
リンデロンVsは登録販売者でも販売出来る第2類医薬品で、つらいかゆみや早く治したい皮膚症状によく効きます。
また、医療用からスイッチされたこと自体がセールスポイントでもあります。
販売する際には、是非
- 製品の特徴
- 用法用量
- 効果的な使用方法
- 軟膏とクリームの使い分け
- 注意点
などを説明できるようにしっかりと準備しておきましょう。
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