知っておきたいドライアイの症状や原因、10の予防法とは?

登録販売者「実務」
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みなさん こんにちは😊

ところで、最近はパソコンやスマートフォンが普及したことにより、日常生活で目を酷使することが多くなっていますよね。

仕事場でパソコンを使い、通勤中はスマートフォンでSNSをしながら動画を見る、家に帰ればまたパソコンやタブレットを使う、というように目にかなりの負担をかけている方も多いのではないでしょうか?

目を酷使する環境にいると、疲れ目やドライアイになってしまうことも。

登録販売者としては、そんなお客様にドライアイ対策用の目薬を販売するだけではなく、ドライアイの予防方法などもお伝えしたいところですよね。

そこで今回は「ドライアイの症状と原因、効果的な10個の予防・対策方法」についてご紹介します。

あなたもお薬の販売に併せて、ちょっとしたアドバイスも出来る登録販売者になりませんか?

きっと喜ばれますよ。

ドライアイ

ドライアイってどんな症状なの?

ドライアイとは、目を保護する涙の不足、涙のバランスが崩れることで目の表面が乾いてしまう病気です。

涙が少なくなると

  • 目の酸素や栄養分が不足する
  • 目に入ったゴミが洗い出せない
  • 殺菌作用が低下する

など、様々な悪影響があらわれてしまいます。

また、涙の不足で目が乾くと目の表面に細かい傷ができ、そこから菌が入り込んで角膜炎になることもあります。

以下の自覚症状がある場合は予防や対策が必要です。

特に症状がひどい場合は早めに眼科を受診しましょう。

ドライアイの主な症状

・目が疲れやすい

・目が乾く

・目がかすむ

・目がゴロゴロする

・目がショボショボする

・目の痛みや充血がある

・目がかゆい

・目がしみる

・涙が必要以上に出る

・異常に目やにが出る

ドライアイの初期症状

ドライアイの初期によく見られるのが

「目(まぶた)をごしごし擦る」

という動作です。

これは目が乾くので少しでも目を潤したいと思うあまり、目を閉じてまぶたをごしごしと擦っているからです。

しかし、この動作は角膜を傷つける恐れがあります

もし、そんな動作を自分でも気づかないうちに度々やっている方は要注意です。

そんなお客様にはドライアイ用の目薬の使用をおすすめするのも良いでしょう。

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効能・効果

涙液の補助(目のかわき)、目の疲れ、目のかすみ(目やにの多いときなど)、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感

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ドライアイの原因とは?

一番大きな原因は「まばたきの回数の減少」です。

パソコン作業などで集中すると、通常は1分間に15~20回程度あるはずのまばたきの回数が1/3ほどに減少します。

まばたきが減ると目を保護する油の膜が破れてしまい、涙が蒸発しやすくなってしまいます。

その結果、目が乾きやすくなるのです。

特にドライアイの人はコンタクトレンズをつけると悪影響が出やすいため注意してください。

また、以下の原因でも涙の量が少なくなり乾燥しやすくなります。

その他の原因

・外気の乾燥

・エアコンの風

・ストレス・緊張

・加齢による涙の分泌量低下

・花粉性アレルギー性結膜炎になった際の目の洗いすぎ

・アイメイク(まつ毛の生え際の内側にある、目の油膜を作るための「マイボーム腺」がふさがれることがあります)

ドライアイの予防方法と対策

では、ドライアイを防ぐための簡単な予防対策方法をご紹介します。

1. まばたきを意識的に増やし、目の表面が乾かないよう気をつける。

2. 1時間のうち10〜15分ほど目を休め、遠くを見るなど目の緊張を和らげる。

3.目を見開かずに済むようにディスプレイ(モニター)を目よりも下に置く(目線を下向きにする)

4.部屋の湿度を保ち、エアコンの風が直接当たらないように気をつける

5.疲れ目を防ぐため、ブルーライトをカットするパソコン用のメガネを利用する

6.目が疲れたら蒸しタオルで目を温め血行を良くする

7.パソコン作業中は目の周囲をマッサージする(ただし、強いマッサージは逆効果なので注意が必要です)

8.睡眠を十分に取り、食事・栄養に気をつけ、目や身体の血流を良くする

9.ドライアイの症状によりドライアイ専用目薬を利用する(防腐剤の入っていない「人工涙液」がおすすめです)

10.アイメイクでマイボーム腺をふさがないよう気をつけ、メイク落としを入念に行う

まとめ

ドライアイにならないためには、普段から目の乾燥と疲労に気をつけることが大切です。

ただ、現代社会では、パソコンやスマホなど目を酷使する機器や、エアコンなどの乾燥する環境がそろってしまっています。

ご紹介した予防対策方法を参考に、自分なりの対策を行いましょう。

また、ドライアイの症状がなかなか改善されないお客様には、目の表面が傷つき、菌が入り込んでいる可能性があるため、早めに眼科で相談することをおすすめしましょう。


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