みなさん こんにちは😊
ところで、近ごろ私達の生活にすっかり定着しているものと言えば「健康食品・サプリメント」ですよね。
健康食品・サプリメントを全く飲んでいない人もいれば、数種類飲んでいる人もいるようです。
でも、どんな年代、性別の方がどんなサプリメントを飲んでいるのでしょうか。
そこで今回は「健康食品・サプリメントに関する市場調査結果」を発表します。
一体どのような結果が出たのでしょうか?
[参照]インテージ調べ
健康食品・サプリメントに関する市場調査結果
健康食品・サプリメントの主な種類

現在、健康食品・サプリメントの主な種類は約46種類に分類されます。
聞いた事があるものもあれば、初めて見たものも多いのではないでしょうか。
代表的なものだと
- 疲労回復
- 血液サラサラ
- 美肌
- 抗酸化・老化防止
- 減量(ダイエット)
などがあります。
また最近では新型コロナウィルスの影響で感染症予防や免疫力アップなどに注目が集まっています。
その他には
- 血液サラサラ
- 整腸・便秘の改善
- 貧血予防改善
- 頻尿・尿もれの悩み
- 骨の健康
- 認知症の予防
などがあります。
健康食品・サプリメント市場の構成比

では、分類別に構成比を見るどうでしょう。
- 健康維持・増進 9.2%
- 美肌・肌ケア 7.6%
- 疲労回復 5.9%
- 栄養バランス 5.3%
- 目の健康 5.2%
の順に並んでいます
平均寿命が伸びている日本では自分のことを自分で出来る「健康寿命」への関心が高まっていて、今の健康状態を維持することを目標にしている人が多いようです。
また女性は「お肌」に関する意識が高いようです。
さらに、共働き世帯や雇用延長など働く人が多い日本人にとってはその日の疲れを溜め込まずに、その日のうちに取り去る「疲労回復」を助ける健康食品やサプリメントを使用している人も多く見られます。
ヘルスケアフーズの市場規模推移

それではヘルスケアの市場規模はどのように推移しているのか見てみましょう。
こちらに2016年と2017年を比較したデータがあります。
健康食品・サプリメント市場は横ばいのようですが「食品・飲料」市場は1年間で1,000億円市場規模は拡大しています。
これは機能性食品と呼ばれる食品の売り上げが伸びている事を表しています。
健康や美容を意識して積極的に食べる・飲むカテゴリー

では、どのような食品・飲料を利用されているのか見てみましょう。
カテゴリー別ランキング
- 納豆 39%
- ヨーグルト 36%
- 牛乳 32%
- 豆腐類 28%
- オリーブオイル 26%
- 緑茶 26%
- 乳酸菌飲料 24%
女性の年代別トップ10

では、女性の年代別ではどのような違いがあるのか見てみましょう。
「納豆」が5つの年代で1位、それ以外でも2位という結果が出ました。
ヨーグルトも2つの年代で1位、4つの年代で2位でした。
また30代からはオリーブオイルが3位から5位の間に入っています。
そして骨粗鬆症が気になり始める60代では牛乳が4位、70代では3位に上昇していました。
納豆やヨーグルトは整腸作用による便秘改善や免疫力を上げる効果が期待されます。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
牛乳は食品中でカルシウムの吸収率が最も高く、コスパも良いので骨粗鬆症予防にぴったりです。
健康食品・サプリメント市場の年代構成比

それでは健康食品・サプリメントの年代構成比はどうなっているのでしょうか。
- 70代 22%
- 60代 27%
- 50代 18%
- 40代 16%
と、いう結果でした。
50代以上で全体の約7割を占めています。
また健康が気になり始める40代から徐々に増えていることが分かりました。
これからの日本社会は65歳以上の人口比率が上がるので、それに伴ってこの比率は上がることが予想されます。
健康食品・サプリメントの年間平均購入額

年代別・性別に見てみると男性で最も多かったのが70代で年間平均約4万円でした。
女性では60代が最も多く年間約48,000円、70代でも年間約42,000円購入していました。
どちらも「健康が気になる」「経済的に余裕がある」世代が年間購入額が多いようです。
健康食品・サプリメントトップ5(女性)

女性の年代別トップ5を見てみました。
「美肌・肌ケア」は50代では1位でしたが60代では4位、70代ではランク外でした。
そのかわり60代からは
- 1位 目の健康
- 2位 健康維持・増進
- 3位 関節の健康
の順にランクインしていました。
老眼は年齢に比例して現れる老化現象のひとつで60代なら60%以上、70代なら70%以上の人に起こると言われています。
私達人間は目から情報の7割を得ていると言われているので視力の衰えは旅行や趣味、仕事に影響を与え、QOL(生活の質)を下げると言っても過言ではありません。
また関節痛も行動範囲をせばめたり、好きな旅行や外出、仕事などに行けなくなる原因になり得ます。
それらをサプリメントや健康食品で少しでも緩和したり遅らせることが出来れば良いですね。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「健康食品・サプリメントに関する市場調査結果」をお伝えしました。
男性・女性ともに50代の健康が気になり始める頃から健康食品・サプリメントを利用する人が増えていることが分かりました。
また各年代に合わせて利用する品目も変化しています。
私達は日々食べるもので健康にもなりますし、病気にもなると言われています。
ただ、年齢とともに食が細くなるので摂りたい栄養素を摂ることが出来ない場合もあります。
そんな時には上手に健康食品やサプリメントを利用して自分に必要な栄養素をしっかり補いましょう!
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