みなさん こんにちは😊
ところで、登録販売者のみなさんならご存知の通り、ドラッグストアの仕事内容は多岐に渡ります。
そんなドラッグストアで働く登録販売者の方の中には、
「将来的に店長やその上を目標に頑張りたいんだけど、店長ってなんだかキツそう…」
「シフトの管理とか大変じゃないの?」
「そもそもドラッグストアの店長の仕事はどんなものがあるの?」
など、様々な不安や疑問をもっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「ドラッグストアの店長の仕事」についてまとめてみました。
将来的にドラッグストアの店長やエリアマネージャーを目指す方は、是非チェックしておきましょう!
ドラッグストアの店長の仕事とは
ドラッグストアの業務

ドラッグストアに入社すると、まずは店舗スタッフとしての業務を一通り覚えることになります
その内容はレジ打ちや品出し、POP、売り場作りなどがあります
将来、店長になろうと考えているなら毎日の仕事の中で、基本的なスキル全般と、少しずつですが経営者的な感覚を身につけておくべきでしょう
先ずは、扱っている商品を通してお客様が抱える痛みや辛さ、悩みなどの解消のお役に立てる信頼できる登録販売者になることです。
そんな仕事ぶりは、周りのスタッフに尊敬されるだけでなく、店舗の売り上げアップにも繋がります。
そんな周りのお手本となる社員はやがて店長候補になるはずです。
またドラッグストアの中には、店長に昇格する際に試験や研修を行っている場合もあります。
教育に力を入れている企業は、将来性もあると言えますのでは、自分のスキルアップのためにどんどん参加しましょう。
昇進には登録販売者資格があると良い

ドラッグストアで店長やSVを目指すなら登録販売者か薬剤師の資格があった方が良いでしょう。
現行の法律では「登録販売者(実務経験者)」か「薬剤師」でないと1人で医薬品の販売が出来ないからです。
ですので、どちらかの資格はキャリアにおいて必須条件です。
また登録販売者として店舗管理者の要件を満たせば店舗管理者になれますのでそうなれば名実ともに店長と言えるでしょう。
※通常は「店長=店舗管理者」です。
ドラッグストアの店長は大変?

ドラッグストアの店長というと
「勤務時間が長いんじゃない?」
「スタッフをまとめるのも大変そう」
「人手不足の時はどうするの?」
など大変そうなイメージが付き纏います。
実際、店長の仕事は店舗運営全般ですので、接客やレジ打ち、品出し、前だしなどスタッフと同じくこなします。
ですが、本来の仕事は店舗運営ですので、利益を上げることとスタッフの育成などがメインです。
店舗の運営

店長になると予算(目標)や店舗の黒字化を求められるのは当然です。
そのための売り場作り(POPなど)や季節や気温、店舗の周りの環境や客層に合わせた商品選びや販促のアイデアなどが必要です。
また店舗の黒字化のためには、売り上げアップはもちろんですが、無駄な経費の削減も重要なテーマです。
さらに過剰在庫にならないように、でも機会損失は起こさないように発注にも神経を使います。
機会損失が何度か続くとお客様はその店舗から離れてしまいますし、過剰な在庫は利益を圧迫するからです。
スタッフの教育

店長の仕事として売り上げや利益アップと同じくらい大切なのが「社員教育」です。
いくら有能な店長でも、自分一人で店舗運営や黒字化、予算達成することは決して出来ません。
優秀なスタッフがいるからこそ出来るのです。
「なんでこんなに簡単なことが出来ないの?」
「なんでもっと一生懸命働いてくれないの?」
などの不満を抱えずに自分の指導力不足だと思えれば良い店長になれるでしょう。
一人一人のやる気を引き出して持っている能力を存分に発揮してもらえる環境作りが店長には求められます。
シフト管理

また店長の重要な仕事と言えばシフト管理です。
スタッフである学生やフリーター、主婦(主夫)の方などの都合に合わせながら、人件費のことも考えながらのシフト管理は大変な時もあるでしょう。
学生の場合は、就職で辞めてしまうこともあるでしょうし、土日祝日や大型連休、平日の夕方以降などスタッフの確保が難しい時もありますが、そこを上手く調整しないと店舗運営は不可能です。
さらにクレーム対応は店舗の責任者である店長の役目です。
ここまで見ると店長という仕事は大変そうに感じますが実際はそれほどでもありません。
なぜなら、最近は日本も働き方改革が推進されてきて、欧米のように短い労働時間と高い生産性を求めるようになったためです。
特に大手企業の場合はその流れを守る傾向が強いです。
また昨今の人手不足の中、昔のような労働環境では人材確保が出来なくなり、そうなれば店舗運営そのものが出来なくるからです。
なので残業や休日出勤などはそれほど多くはないのが現状です。
ドラッグストアの店長に求められるものは?
指導力

「店舗はスタッフによって決まる」と言われますがそのスタッフは店長によって決まります。
スタッフを成長させることが出来る店長には指導力があります。
ただ単にやり方を教えればスタッフが育つなんてことはありません。
「教えても全然成長しない..」
「モチベーションが低いなぁ」
などと嘆いている店長は自分の指導力不足に気づいていないのです。
「どうすれば人は成長するのか?」
「どうすればモチベーションが上がるのか?」
が分からなければいつまでも普通以下の店長です。
スタッフが成長出来る環境作りが出来れば離職率も下がりますし、次の店長候補も育ちます。
自分が入社したての頃を思い出して、どのように接してもらった時にやる気が湧いたかなどを考えてみましょう。
市場調査能力

予算達成や黒字化を実現するためには、漠然と店舗運営していてはいけません。
店長にはそのための戦略を練る必要があります。
戦略の元となるのは市場調査(マーケティング)です
店舗周辺の環境や客層などから、イベントや商品戦略、販促などを決めていく能力が求められます。
経営者的視点

店長になれば黒字化が求められるのは当然で、いくら予算達成しても赤字では意味がありません。
かと言って人件費や発注など闇雲に削減すれば良いのではありません。
売り上げと経費のバランスを見極めて「任され店長」ではなく「経営者」のつもりで店舗運営に当たる必要があります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「ドラッグストアの店長の仕事」についてまとめてみました。
ドラッグストアの店長の仕事は大変そうに思えますが、その分達成感を得られると言えます。
スタッフの教育やシフト管理、クレーム、売り上げアップや予算達成、黒字化など実に様々なことをこなさなければなりません。
ですが、その分だけ出来た時の達成感も大きいはずです。
逆に言えば、一般のスタッフや社員という立場は責任もない代わりに達成感もさほど感じることも少ないでしょう。
もしドラッグストアで働くなら自分磨きのためにも店長を目指してみませんか?
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