みなさん こんにちは😊
ところで、セルフメディケーションが謳われる昨今、登録販売者への需要が高まっていますよね。
そんな中「登録販売者資格を取得しよう!」と考えている方も増えているのではないでしょうか?
そこで、今回は登録販売者を目指す方に知ってほしい「登録販売者の7つのメリットと注意点」をお伝えします!
資格取得を検討している方は、是非ご覧下さい!
登録販売者の7つメリット
【1】就職や転職に有利となることが多い

言うまでもなく、登録販売者はOTC医薬品販売に関する資格の一つです。
現在、国が推進しているセルフメディケーション(自分の健康管理は自分で行う)としてOTC医薬品を適切に用いることが求められており、一般の人々が自ら薬を購入する機会も増えてきています。
そんな中で求められている人材が「登録販売者」です。
そもそも店舗数や深夜営業(最近では24時間営業の店舗も)を行う店舗も増えてきているドラッグストア業界においては薬剤師・登録販売者は欠かせない存在です。
現在、国内のドラッグストア業界において、慢性的な薬剤師不足状態が続いています。
また、その傾向は今後も続くことが予想されています。
そんなに中、ドラッグストアやホームセンター、家電量販店などにおいて、登録販売者を積極的に採用する動きが活発になっています。
人件費がかかる薬剤師を採用するよりも、登録販売者を採用したいと考える企業が多いのも背景にはあります。
【2】ライフスタイルの変化に合わせた仕事をしやすい

女性の場合、結婚や妊娠といったライフスタイルの変化で仕事を続けられなくなることもあるでしょう。
ですが、先に述べたドラッグストア以外にも、登録販売者として活躍する場はまだまだたくさんあります。
つまり、登録販売者という資格を持っていると、募集している業態も多く、その店舗は全国にあるので新たな仕事を見つけやすいと言えます。
また、子育てや家庭の事情により短時間勤務を希望する方にも登録販売者は適しています。
登録販売者の求人を調べてみても、アルバイトやパートタイマーでの勤務も多く募集されていますし、比較的時給も高い傾向にあります。
登録販売者は、自身の都合に合わせて働きやすい仕事とも言えるでしょう。
【3】収入アップ・キャリアアップにつながる

既にドラッグストアや調剤薬局で働いている場合、登録販売者の資格を取得することで「資格手当」がつくことがあります。
金額は企業によって様々ですが、1万円程度であることが多く、年間に換算すると10万円ほどの収入アップを見込むことができます。
資格手当がない場合でも、登録販売者の資格を取得することが自身の評価につながって昇給するようなこともありますので、ご自身の職場の規則を確認してみてください。
また、医薬品の専門資格である登録販売者を取得すると仕事の幅が広がります。
今後人材需要が高まると想定されている介護業界等でも、医薬品知識を有する人材は重宝される傾向にあります。
【4】将来的に自分の店舗を持つことができる

こちらもキャリアアップの一つとも言えるかもしれませんが、登録販売者であり、かつ必要な実務経験があれば店舗管理者になることができます、
いわゆるドラッグストアの独立開業が可能です。
また、最近ではコンビニエンスストア等でも医薬品の販売がなされていますが、登録販売者の資格を持ってコンビニオーナーになれば第二類医薬品、第三類医薬品の販売も可能になります。
薬剤師を雇用すれば、調剤薬局の開業も夢ではありません。
何かしら自分の店舗を持ちたい、という夢を持って登録販売者の資格を取得する人も少なくないのです。
【5】職場が全国にある

登録販売者の仕事場は日本全国にたくさんあります。
1番多いのはドラッグストアです。
次に配置薬販売業。
最近は大手家電量販店とホームセンターには医薬品コーナーがほぼあります。
なので、転勤や引っ越し先でも、パートやアルバイトを見つけやすいですよね。
しかも「有資格者」なので、そうでない方よりも時給アップがします。
【6】自分や家族の健康管理に役立つ

医薬品登録販売者なら薬や体、病気に関する知識を身につけるので自分や家族の健康管理にも役に立ちます。
- コレステロール
- 高血圧
- 糖尿病
- 骨粗鬆症
- 便秘
- 貧血
など様々な病気に関する知識が増えます。
健康や病気に対する正しい知識を持っていれば、増え続けている生活習慣病を予防することも出来ます。
また普段の生活においても、かぜの予防や対処法、栄養バランスの良い食生活などを知っていれば毎日をより健康に元気に過ごせますよね。
そしてそれを自分の周りの家族や友人にもアドバイス出来ます。
【7】今後も需要は伸びる

現在の日本は高齢化率がどんどん高まっています。
それに伴って社会保障費がどんどん増え続けていて国の財政を圧迫しています。
ですので、政府は社会保障費の増大を抑えるために病院にかかった時の医療費の負担割合を上げていきます。
そこで、政府はなるべくお医者さんにかからずに軽い症状なら自分で直す「セルフメディケーション」を推進しています。
ということは、OTC医薬品の需要が高まることになります。
となると薬剤師や医薬品登録販売者の需要も高まります。
しかし薬剤師は薬学部を卒業するのに6年間という長い時間がかかるため、どんどんと増えることはありません。
また高齢社会の現在の日本では、医療用医薬品の処方が年々増加しているので、薬剤師は調剤薬局でも今後ますます不足していくことは明らかです。
そのため、OTC医薬品の販売が出来る「医薬品登録販売者」の需要が高まっているのです。
登録販売者として働く注意点

ここまでメリットをあげましたが、もちろん注意しなければならない点もあります。
実務未経験の人が登録販売者試験に合格した場合、すぐに一人前の登録販売者にはなれません。
試験合格後、直近5年の間に通算して24ヶ月以上、かつ1920時間以上の実務経験を積まなければ、一人前の登録販売者として名乗ることはできないのです。
それまでは「登録販売者(研修中)」という形になり、店舗に1人だけの状態で医薬品の販売はできず、資格手当があってもその金額は低くなることもあります。
このような注意点も存在することにも留意しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「登録販売者の7つのメリットとに注意点」についてまとめました。
災害大国である日本ですが、どんな場合においても医療、医薬品の提供は求められる存在です。
ここでは主に登録販売者になるメリットを挙げましたが、最後にご紹介したとおり注意しておくべき点もあります。
各個人で職業としての魅力には様々な捉え方があると思いますが、医薬品の専門知識を持つ登録販売者は今後も社会を支え続けることができる人材と言えるのではないでしょうか?
コメント