新人さんを育てる際のポイントまとめ

人材育成
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みなさん こんにちは😊

ところで、みなさんの中で「指導係」や「教育係」を任されている方はいますか?

その中で

「一生懸命教えてるのに育たない…」

「新人さんのモチベーションが低い…」

「どうやったらヤル気アップさせられるの?」

など、指導が上手く出来ずに悩んでいる方はいませんか?

確かに、人に指導するのってなかなか難しいですよね。

そこで、今回は「新人さんを指導する際のポイント」についてまとめてみました。

「指導係、教育係として何かヒントが欲しい!」

「新人さんのモチベーションを上げたい!」

「上手に指導が出来る先輩になりたい」

という方にとって、今回の記事が何かしらのヒントになれば幸いです。

新人さんを指導する際のポイント

適切な目標設定

成長するためには段階的な目標が必要ですよね。

私の場合、初めのうちは簡単な目標を立てて「目標を達成出来た!」という感覚をつかんでもらいます。

そして、しばらく様子を見ながら徐々に目標をアップしていきます。

その際の目標は「ちょっと頑張れば出来る」くらいが良いと思います。

これは思いっきりジャンプすれば、指先が少し当たるくらいの高さにある柿をとるようなイメージです。

例えば、目の高さにある柿を取るのは簡単過ぎるのでつまらないですし、高い柿の木のてっぺんにある実を取るのは、出来るはずがないので「ヤル気」が湧かないからです。

月単位の適切な目標設定

もし、月単位で目標を立てる職業の方に私がおすすめするのが「前月の実績の10%アップ」です。

業種によって数字は違うと思いますが、例えば、4月の実績が100個だった場合、5月は100×1.1=110個になります。

「それでは目標が低過ぎない?」と思う方もいるかも知れません。

確かに、前の月に100個出来た人が10個多くやるという事は、2日に1個多くやるだけなので、簡単過ぎるように思えます。

しかし、そうでもないんです。

「10%ずつアップ」を続けるとどうなるの?

目標数値を毎月10%ずつアップするとどうなるのか具体的に見てみましょう。

  • 4月   100個
  • 5月   110個
  • 6月   121個
  • 7月   133個
  • 8月   146個
  • 9月   161個
  • 10月  177個
  • 11月  194個
  • 12月  214個
  • 1月   235個
  • 2月   259個
  • 3月   285個

このように、4月に100個だった新人さんなら一年後の翌年の3月には285個になっています。

大事なのはモチベーションが続くこと

この「目標を毎月10%ずつアップ」するというのは業種や業務内容によって当てはまらないかと思います。

それよりも大事なのは「新人さんのモチベーションを維持すること」です

では、私たち人間にとってどんな目標が一番モチベーションが上がるのでしょうか?

それは「これなら自分にも出来る!」と思える目標です。

新人さんはどれくらい出来れば良いのか分からない

人が成長するために「目標」はとても重要です。

私は、その目標を本人が「やらされ感」を全く感じずに達成するのが一番良いと思っています。

達成出来た時に結果を褒めちゃダメ?

新人さんが目標達成出来た時、教育係としては

「目標クリア出来たんだ〜!」

「130個も売れたの⁉︎すごいねー!」

と褒める方もいるでしょう。

当然ですが、褒められれば本人も喜びますよね。

ですが、私はそれはマイナスだと思っています。

なぜなら、結果を褒めると新人さんはやがてモチベーションを失い、最悪の場合は退職してしまうかも知れないからです。

結果を褒めてはいけないワケ

その理由は「結果を褒めた」場合、

「また同じように目標達成しないと褒められない」

「目標達成出来なかったら『今月は出来なかったんだ〜』とガッカリされる」

「頑張った過程は見てくれない」

「結果しか見てくれない」

となるからです。

また、前の月と同じように頑張ったのに結果が出せなかったら場合

「先月と同じように頑張ったのになぁ〜」

とヤル気を失う可能性があります。

結果を褒めずに努力を認める

では、目標達成した新人さんに対して何をすれば良いのでしょうか?

それは「結果をだすための努力を認める」ことです。

努力を認める例

「〇〇さんは先月、いっぱいロープレをしたり資料を何度も作り直してたよね」

「分からないところをすぐに先輩の〇〇君に質問してたよね」

「こないだ廊下で私が教えたトークを復唱しながら歩いてるのを見て嬉しかったよ」

努力を認める時のポイント

もし、あなたがこんな風に言われたら「ちゃんと自分のことを見てくれているんだ!」と嬉しくなりませんか?

人間は結果よりも努力を認められる方が嬉しいんです。

また、その際のポイントは前述の例えのように

その努力を本人よりも先に気づいて、本人に伝える

ということです。

その理由は、その方が「自分のことをちゃんと見てくれていたんだ!」とより強く思えて嬉しいからです。

新人さんの気持ち

私たち人間は誰でも結果を褒められれば嬉しいですよね。

ただ、「結果」を褒められる場合は結果(目標達成)を出し続けなければ褒めてもらえなくなってしまいます。

しかし、努力を認められた場合は「また頑張ろう!」「全力で取り組もう!」と努力を継続するはずです。

結果を出すのはもちろん大切です。

ただ、そのためには「全力で取り組む」「最後まで諦めずにやり切る」ことが必要ですよね。

良い教育係とは

良い教育係とは親のような存在だと思います。

親という字は「木に立って見る」と書きますが、まさにそんな感じです。

前述の本人が気づく前に本人の努力を認めるためには、本人のすぐそばにいては近すぎて良い部分を見つけられませんので、少し離れているところから見ている方が良いでしょう。

だから親という字は「木の上に立って見る」んですね。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は「新人さんを指導する際のポイント」についてお伝えしました。

新人さんの中にはすぐには成長しない人もいれば、どんどん先輩を追い越すような人もいます。

教育係というのは新人さんにとって親のような存在です。

今はどの企業も良い教育係を待ち望まんでいます。

今のあなたがそうでなくても、これからたくさんの経験を積めば、あなたもそうなれます。

今回の記事が指導係、教育係として悩んでいる方にとって何かしらのヒントになれば幸いです。

是非、頑張ってくださいね😄


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