みなさん こんにちは😊
ところで、みなさんご存知の通り、OTC医薬品は副作用の程度によって「リスク区分」がなされていますよね。
よく「登録販売者が扱える第2類医薬品と第3類医薬品を合わせると全体の9割ほど」という言葉を耳にしたことがある人も多のではないしょうか。
でも、「実際にどれくらいなの?」と思ったことはありませんか?
そこで、今回は各リスク区分ごとの具体的な品目数と市場規模を確認してみました。
興味がある方は、ぜひご覧下さい😊
一般用医薬品概要
[参照]日本OTC医薬品協会

第1類医薬品の品目数と市場規模
- 商品数 約120品目
- 市場規模 約484億円
製品例
- ガスター10
- リアッププラス
- ニコチネルパッチ20
第2類医薬品の品目数と市場規模
- 商品数 約8,610
- 市場規模 約6,110億円
製品例
- バファリンA
- パブロンゴールド
第3類医薬品の品目数と市場規模
- 商品数 約2,594
- 市場規模 約2,573億円
製品例
- ハイチオールC
- エアーサロンパスEX
医薬部外品の品目数と市場規模
- 商品数 不明
- 市場規模 約1兆811億円
※1)商品数出典:平成22年5月12日時点、医薬品情報データベース検索結果
※2)市場規模出典:株式会社インテージ ホームページ(平成20年1月~12月:推定値)
登録販売者が扱える品目数と市場規模の割合は?
今回のデータからみると、登録販売者が扱える第2類医薬品と第3類医薬品を合わせた品目数は実に11,324品目数中、11,204品目で、その割合は「98,9%」でした!
よく登録販売者が扱えるのは約9割と言われますが、今回の調査から品目数の割合は「ほぼ全て」ということが分かりました。
また市場規模の割合は87.5%(8,704億円)でした。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「登録販売者が扱える品目数や市場規模」についてまとめてみました。
これだけの品目数と市場規模を扱える登録販売者はまさに「OTC医薬品販売のプロ」と言ってもよいのではないでしょうか?
その分、自覚と責任をしっかりともって仕事に取り組んでいきたいものですね。
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