みなさん こんにちは。
登録販売者Naviの中村です。
いつもありがとうございます😊
ドラッグストアや薬局、配置薬、大手家電量販店、ホームセンターなど、医薬品を販売している業態なら、必ずと言って良いほどサプリメントも販売していますよね。
また、DHCなどのサプリメント専門のメーカーだけでなく、ハウス食品やアサヒビール、明治製菓、武田薬品工業など、様々な業種からたくさんのサプリメントが販売されています。
そんなサプリメントは品目数やメーカーが非常に多いので
「どの商品を選べば良いのか分からない・・・」
「何を基準に選べば良いの?」
「本当に自分にあった商品はどれ?」
とお悩みの人も多くいるでしょう。
現在、そんなサプリメントを選ぶ際に、適切なアドバイスが出来るサプリメントアドバイザー認定資格がいくつかあります。
サプリメントにも詳しい登録販売者や薬剤師は職場でも頼りになる存在として一目置かれるでしょう。
さらに、サプリメントに関する資格をもっていれば、転職の際、絶大なアピールポイントになるのは間違いありません。
そこで、今回はそんなサプリメントアドバイザー認定資格についてまとめました。
あなたも登録販売者資格との相性抜群のサプリメントアドバイザー認定資格を取って、キャリアアップ&スキルアップを目指してみませんか?
サプリメントアドバイザー
サプリメントを利用する理由

サプリメントとは一般的に言う「健康食品」のことで、主にビタミンやミネラル、ハーブ、動物や植物がつくる成分などを主原料としています。
そんな原料を濃縮して錠剤やカプセル状、ペースト状、液体などにしているのが一般的です。
サプリメントを利用する目的は人それぞれで
- 食事で不足がちな栄養素を補う
- 美容
- 日頃の体調管理
- 疲労回復
- 生活習慣病予防
などがあります。
例えば
- 食が細くなりがちな高齢者ならカルシウム
- 美白が気になる女性ならビタミンC
- お肌のハリのためにコラーゲン
- 中性脂肪が高めの方はEPA
- 認知症予防にDHAやイチョウ葉エキス
などがあげられます。
平均寿命が伸びている日本では「健康寿命」を伸ばすため、また「セルフメディケーション」の一環として、今後ますますサプリメント市場は拡大していく見通しです。
確かな情報を消費者に与えるサプリメントアドバイザー

サプリメントは医薬品や医薬部外品ではなく「食品」なので、効能・効果がない代わりに副作用も無いとされています。
ただ、医薬品との飲み合わせや摂取量などに注意が必要なものもあります。
そのため、手軽に購入できる分、健康被害が生じないようにしっかりと正しいアドバイスが出来るプロのアドバイザーが求められています。
登録販売者資格との相性抜群

登録販売者の職場では、ほとんどの場合、サプリメントも販売されていますので、登録販売者資格との相性は抜群です。
実際にお客様からサプリメントに関する質問や相談を受けることも多くあるでしょう。
またセルフメディケイションの推進のためにもサプリメントアドバイザーの存在は大きいと言われています。
数種類あるサプリメントアドバイザーの認定資格

現在、公的なサプリメントアドバイザー資格はありません。
現在ある資格は、さまざまな民間団体からの認定資格となっています。
それでは早速それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
メディカルサプリメントアドバイザー

- 【認定機関】 NHPインターナショナル認定機構
- 【受験資格】 医療従事者(医師・歯科医師・薬剤師・看護師・臨床検査技師・管理栄養士等の国家資格を有している者、 または登録販売者、医学生、薬学生に限ります。
- 【学習方法】 e-ラーニング
- 【試験】 コンピューター試験
- 【受講料】 97,700円
- 【受験料金】 16,500円
- 【難易度】 高め
「メディカルサプリメントアドバイザー認定講座」についてはこちらから
NR・サプリメントアドバイザー

【役割】
「保健機能食品、サプリメントの国民への啓発」消費者に対して保健機能食品、サプリメントについて、専門的観点から個人個人の栄養状態を評価し適切にアドバイスできること。
- 【認定機関】一般社団法人日本臨床栄養協会
- 【受験資格】 制限なし
- 【学習方法】 通信教育など
- 【試験方法】 択一式学科試験(90問)
- 【資格取得までの費用】 約9万円
- 【受験料】 15,300円
- 【試験】 年一回
- 【更新】 5年毎
保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する 基本的考え方について(厚生労働省)
サプリメントアドバイザー(日本ニュートリション協会)

日本ニュートリション協会は、日本で初めてサプリメントアドバイザーの認定を設けた団体です。
サプリメント先進国のアメリカの栄養学と、厚生労働省のガイドラインに沿ったカリキュラムのテキストをもとに学習します。
【教材】
1stテージ(基礎編):テキスト2冊、添削問題集2冊
2nd ステージ(ビジネス編):テキスト2冊、添削問題集1冊
【認定・登録】
すべての課題に合格された方には、サプリメントの正しい摂取方法をアドバイスできる「サプリメントアドバイザー」として日本ニュートリション協会が正式に認定・登録いたします。
- 【認定機関】日本ニュートリション協会
- 【受験資格】制限なし
- 【学習方法】通信教育制
- 【試験方法】問題集・課題による合否
- 【受講料】 89,000円
- 【難易度】 低め
サプリメントアドバイザー(日本臨床栄養協会)

日本臨床栄養協会は、昭和54年創設期「医師と栄養士が手を結べば何ができるか」を設立の趣意として国民への栄養の啓発を目標として活動してきました。
現在は、高まる保健機能食品やサプリメントについて正しい情報が提供できるよう、医師、栄養士、薬剤師等医療専門職種が中心となったNR・サプリメントアドバイザーや食生活を見直す栄養療法を追求し効果的な栄養指導を実践できる栄養相談専門士(LENCの育成にも取り組む実践者育成も重要な活動としています。
栄養学や公衆衛生学、サプリメントといった必須6科目と、3科目より2科目選択の試験を受けるのが、日本ニュートリション協会のサプリメントアドバイザーとの違いです。
受験資格や講習会への参加などの条件を設け、レベルの高いアドバイザーを育成しようという認定試験であることがわかります。
- 【認定機関】 日本サプリメントアドバイザー認定機構(日本臨床栄養協会)
- 【受験資格】 日本臨床栄養協会の会員・学生会員であること(国家資格等の制限なし)
- 【学習方法】 通信教育+講演会
- 【試験方法】 会場での試験合格
- 【資格取得までの費用】約7万5千円
ヘルスケア・サプリメントコーディネーター

- 【認定機関】一般社団法人 日本ヘルスケアサプリメント協会
- 【受験資格】 制限なし
- 【学習方法】 通信教育
- 【試験方法】 会場での試験合格
- 【受験方法】 47都道府県にある280以上のテストセンターからご自身のご都合の良い場所・日時を選んでいただけます。
- 【資格取得までの費用】 約2万円
キャリアアップしたいならサプリの知識は深めておこう

お客様にサプリメントを購入したしていただくには健康や病気、栄養、生活習慣などに関する幅広い知識と、それを分かりやすく説明するスキルが必要になります。
例えば、貧血でお悩みの方にサプリメントをおすすめする場合、
- 貧血の原因
- 放置するとどうなってしまうのか
- 改善、予防するために必要な栄養素
- 1日に必要な摂取量
- その栄養素を多く含む食品
- おすすめのサプリメント
- おすすめする理由
- 効果的な飲み方
- 飲むときの注意点
- 日常生活や食生活のアドバイス
など、お客様はその症状をよく知っている店員さんから購入したいと思う傾向にあります。
「だからこの商品が良いんだ!」
と分かりやすく説明出来る登録販売者はお客様からの信頼度抜群でしょう。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は
「登録販売者におすすめの資格サプリメントアドバイザー」
についてまとめました。
サプリメントの販売が上手な登録販売者は職場でも一目置かれます。
お客様や同僚からの質問や相談にもスラスラと答えて、販売実績も素晴らしければ申し分ありません。
そんな人を会社も放っておかないでしょう。
サプリメント関連の資格取得はその内容から言っても、登録販売者としての厚みが増すことは間違いありません。
あなたも自身のスキルアップ・キャリアアップにサプリメントアドバイザー資格を取ってみませんか?
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