【登録販売者試験対策】試験問題作成に関する手引き
登録販売者試験受験生の皆さんは、毎年、全国で行われる登録販売者試験問題はどこで、どのように作成されているかご存知ですか?
実は登録販売者試験問題は各都道府県の担当者が厚生労働省の試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)を元に作成しています
※)毎年地域によって合格率(難易度)に差があるのはそのためです。
私はこの手引きを受験勉強中に活用することをおすすめしています!
手引きの活用方法
プリントアウトする

この「試験問題作成に関する手引き(平成30年3月)」はインターネットで誰でも簡単に見ることが出来ますし、プリンターが有ればプリントアウトすることも出来ます。
プリントアウトしたらリングファイルに各章ごとに閉じれば立派なテキストの完成です。
ただ、印刷する際は約400ページもあるので紙切れとインク切れに注意しないと、途中で「えーっ!買いに行かないと!」なんてことになるかも知れません。
お気に入り登録やホームページにしておく

もしくはプリントアウトしなくても、スマホやタブレット、PCのお気に入りやホームページ・ブックマークに追加しておくことをおすすめします。
それと、実はこの手引きは目次をタップすれば見たいページにジャンプします。
ですので、見たいページまで指でスクロールする必要はありません。
もし第5章を見る時などに指でずーっとスクロールするのは大変ですよね。
どんな時に使うの?

過去問を解いて不正解だった時に解説を読んでも
「イマイチ理解できない」
「なんだか腑に落ちない」
という経験はありませんか?
またこれから勉強を始める方はたくさん過去問を解いていると、きっとそんな経験をすると思います。
実はそんな時にこの「手引き」をチェックすることでスッキリする場合が多いんです。
例えば
「解熱鎮痛剤を服むと胃腸障害を起こすことがある」
という文章を読んでもその理由を知らないと記憶に残りにくいですよね。
そんな時にこの手引きをチェックして「プロスタグランジンは胃粘膜を保護する働きがある」ことを知って「だからか〜」と納得出来ますよね。
納得すると記憶に定着します。
そうなると登録販売者試験に多い正誤選択問題でしっかりと正解出来ます。
試験勉強中盤以降に問題集として使う

またはこの「手引き」を問題集代わりにしても良いでしょう。
登録販売者試験勉強も中盤に差し掛かると頻出問題や重要ポイントが分かってきます。
そのポイントを受験勉強では昔からお馴染みの暗記用チェックペンを使う方法です。
例えば
- 漢方薬や生薬の特徴
- 年齢
- 申請などの届け先
- 過去の訴訟の内容
- 自律神経系について
などは客観的事実が多く、理解する必要はないので、この方法で丸暗記することをおすすめします。
過去問や問題集と合わせて使う

この手引きは学校で言えば教科書にあたります。
なので過去問や通信講座を利用するとしても一緒に利用することをおすすめします。
まとめ
今回は「厚生労働省の試験問題作成の手引き」の活用方法についてお伝えしました。
この手引きが問題の元になっているので迷った時に役に立ちます!
是非、ご利用ください。
コメント