登録販売者試験に合格するのに最も効果的な勉強方法と言えば過去問を解くことですよね。
そこで今回は登録販売者試験の「基本的な勉強の流れ」と「過去問を解く時の4つのポイント」についてお伝えします。
基本的な勉強の流れ
試験内容をインプットする
先ずは第一章から各章ごとに試験内容をインプットします。
薬や人体の仕組みなどは予備知識が全くない方でも「そうなんだ〜」と思える部分はすんなりと頭に入るかも知れません。

実際の試験でも丸暗記よりも納得や理解している方が記憶がしっかりと定着しているので引っかけ問題で失点しにくくなります。
各章ごとに小テストを行う
次に各章ごとに小テストを行います。
各章の内容をそれぞれどれくらい理解しているのかを確認します。

この時はまだ正解率が低くてもあまり気にすることはありません。
全体を通して過去問を解く
第1章から第5章までの学習が終わったら今度は全体を通して(120問)過去問を解きます。
過去問を解いて自分の強い部分と弱い部分を把握してから、その先の学習計画を立てます。
- ⭕️ 覚えている(理解している)
- ▲ あやふやな点
- ✖️ 全く覚えていない点

ここからは▲と✖️の問題だけを繰り返し解くことで、徐々に各章の正解率と総得点を上げていくのが基本的な勉強方法です。
また、この頃には登録販売者試験によくある「4つの出題パターン」が見えてきますのでよく理解しておきましょう。

合格基準とは?
登録販売者試験合格基準は
- 全体の7割以上の正解率(84得点以上)
- 各章の正解率が3.5〜4割り以上(各都道府県による)
となります。
過去問を解く時の4つのポイントとは?
最低でも3年分の過去問を解く
過去問は最低でも3年分は用意しましょう。
一年だけだと傾向を掴むのが難しいので試験対策としてあまり効果が期待出来ないからです。
また3年分以上の過去問を用意すれば知識の幅を広げるためにも役に立ちます。
繰り返し解く
過去問は一度だけではなく繰り返し解きましょう。
過去に出題された問題についてはすぐに解答出来るようにしておくと合格だけでなく実務でも役に立ちます。
時間を意識する
また過去問を解く時は時間を意識することも大切です。
もし全問正解していても実際の試験時間を大きく超えていてはあまり意味がありません。
時間内に全ての問題に解答出来るかどうかはとても大切ですし、試験本番に向けた対策にもなります。
本番を意識して午前と午後に分けて解いてみる
登録販売者試験は午前と午後に分けて実施されます。
各都道府県ごとに午前と午後の出題範囲の振り分けは異なりますので、自分の受験地に合わせて解いてみましょう。

試験日が近づいてきたら一度、実際の試験に合わせた時間配分で解いてみて正解率や得点だけではなく、時間内に解けているかも確認しておきましょう。
まとめ
今回は「登録販売者試験の過去問を解く時の4つのポイント」についてまとめました。
登録販売者試験は過去問をたくさん解くことが最も効果的な学習方法だと言われています。
たくさんの過去問にふれておけば試験当日に「こんな問題は初めて見た!」が少なくなります。
ですので、過去問を解きまくって合格率アップしましょう!
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