登録販売者試験で全国の都道府県でほぼ毎年出題されるのがピント調節機能「メチル硫酸ネオスチグミン」に関する問題です
そこで今回はこの成分についてまとめました
登録販売者試験受験生の方は1得点ですが確実に得点するために是非、覚えてくださいね
ピント調節の仕組みとは?
私たちがものを見る時にカメラに例えるとレンズの役目をするのが水晶体です

この水晶体の厚さを調節することで私たちのピントは常に合っています
その水晶体の厚さの調節に関わっているのが毛様体筋です
例えば、遠くを見る時には毛様体筋を緩めて水晶体を薄くしてピントを合わせています
反対にパソコンやスマホなど近くを見る時には毛様体筋を収縮させて水晶体を厚くしてピントを合わせています

長時間近くを見続けていると眼精疲労や疲れ目を起こすのは、毛様体筋がずっと収縮し続けるからです
逆に遠くを見るいると毛様体筋は緩めるので目が休まります
ちなみに、加齢とともに水晶体が硬くなると厚くなりにくくなることで、近くにピントが合いづらくなりますが、これがいわゆる老眼です
ピントが固まるとは?
パソコンやスマホなどを長時間見続けている時によく起きるのがピントフリーズ現象です
これは長時間、近くを見ていた人が顔を上げて遠くに目を向けても毛様体筋が凝り固まっているのですぐには緩まないのでピントが合うまでに時間がかかる現象です

そんな時に「メチル硫酸ネオスチグミン」は毛様体筋に働きかけてピント調節機能を回復させる働きがあります
ですので、もしも仕事でパソコンをよく使う方はこのメチル硫酸ネオスチグミン配合の目薬をおすすめします!
目薬うんちく
ちなみに目薬は一滴でも瞼から溢れる量を指しています
ですので、2〜3滴指している人はコップが溢れているのにさらにお水を注いでいるようなものなんです
目薬の効果的な指し方とは?
目薬を指したら上を向いて両目を閉じて目頭(両目の内側)と瞼を軽く押さえます

こうすると薬液が鼻に抜けるのを防いで、目の全体に広がるのでより効果的です
まとめ
今回はメチル硫酸ネオスチグミンについてお伝えしました
現代人はPCやスマホを使用する人が増えていますし、その使用時間も長くなったいます
そんな時に「目が疲れたから」と目薬を探しているお客様には登録販売者としてこの「メチル硫酸ネオスチグミン」配合の目薬を是非おすすめしましょう
また登録販売者試験では頻出問題ですので是非とも確実に得点しましょう
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