お酢の種類と製法
お酢の原料や製造方法は様々です
米や玄米などからつくる穀物酢、黒酢やりんごなどから作る果実酢があります
製法は麹菌や酢酸菌を加えて発酵させた醸造酢と酢酸を水で薄めアミノ酸を加えた合成酢に大別出来ます
疲労回復やスタミナ増進にクエン酸
お酢には酸味の元となる酢酸やクエン酸をはじめとするたくさんの有機酸が含まれています

クエン酸は摂取した食べ物を体内でエネルギーに変える時に体の中に溜まった老廃物(乳酸)を排出したり、疲労回復やスタミナ増進に欠かせない成分です
おすすめの摂り方
疲労が溜まっている時にりんご酢などの果実酢を水や牛乳などで5倍くらいに希釈して飲むと疲労回復にとても効果的です
果実酢は穀物酢と違い「ツン」とこないので夏場に毎日大さじ一杯くらい(20〜30ミリくらい)を飲むと夏バテ予防に効果があります
疲れや肩凝り、腰痛にもクエン酸が効く
またビタミンCの酸化を防いだり、肥満や過酸化脂質の生成を抑える働きもあります

クエン酸は疲労や肩凝り、腰痛の原因になる乳酸を分解する働きがあります
シミやソバカス、ダイエットや生活習慣病の予防におすすめします
鹿児島県の特産品「黒酢」
鹿児島県の福山町地域で古くから製造されている黒酢は壺に入れた原料を屋外で長期熟成させたもので、壺酢やカメ酢とも呼ばれています
豊富なアミノ酸が糖分と反応することで熟成するにつれて黒い色に変化します
鹿児島県では調味料としても広く使われています
アメリカのバーモント州の民間療法から広まったりんご酢
バーモント州はアメリカの中では長寿で有名で、この地域に特有の民間療法が「バーモント健康法」として注目されていました

バーモント健康法とは、りんご酢とハチミツを日常的に摂取することです
そこからりんご酢の研究が進めたところ
- 血管拡張作用の酢酸
- 食物繊維のペクチン
- 余分な塩分を排出するカリウム
- 乳酸を排出するクエン酸
など、高血圧や便秘、疲労回復、肩凝りなどの健康効果があることが分かりました

※りんごがたくさんとれるアメリカではお酢と言えば「りんご酢」です
まとめ
お酢が体に良いのは誰もが知っていることでしょう
ただ、毎日酢の物を食べるのは難しいかも知れません
そんな方は美味しくて飲みやすい「りんご酢」をおすすめします
毎日の健康維持や血圧管理、夏バテ予防に是非おすすめします
コメント