鮭は一般的な旬である秋に出回る「秋鮭」と春の終わりにかけて少しだけ出回る「時鮭」があります
最近では寿司ネタでもマグロよりも人気があると言われています
そんな鮭にはどんな健康成分があるのか見てみましょう
鮭の色素アスタキサンチン
鮭の身はピンク色やオレンジ色をしていますが、鮭は赤身魚ではなく白身魚です
鮭の身が赤いのは鮭がエサとして食べているエビなどの色素であるカロチノイドの一種、アスタキサンチンが鮭の筋肉にたまったからです

アスタキサンチンにはビタミンEの約500倍のとても強力な抗酸化力があります
その抗酸化作用で血中の悪玉コレステロールが酸化するのを抑えて動脈硬化を防ぎます
ビタミンDも豊富
鮭にはカルシウムの吸収を高める働きがあるビタミンDが豊富に含まれています
牛乳を使ったシチューや鮭のクリーム煮はカルシウムとビタミンDの組み合わせが良いメニューでしょう

また、鮭の水煮缶は骨も食べられるのでカルシウムが豊富な上にカリウム、亜鉛なども摂取出来ます
DHAやEPAも含まれる
多くの魚と同じく鮭にもDHAやEPAが豊富に含まれているので学習能力向上や血液サラサラ、血栓の防止などの効果があります

またアスタキサンチンは抗炎症作用があり白内障や胃潰瘍の予防に効果があると言われています
さらに鮭の卵であるスジコやイクラには鮭の身にはない粘膜を丈夫したり乾燥肌、免疫力アップに良いビタミンAやストレスを緩和するパントテン酸が含まれています
まとめ
鮭の色素成分であるアスタキサンチンはとても強い抗酸化作用があり、サプリメントや化粧品など様々な商品に使用されています
美味しくて酸化、老化防止に役立つ鮭を是非、積極的に摂りましょう!
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