ヨーグルトの歴史や種類、特徴、効果的な食べ方は?

健康
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私たち人間の免疫の 約70%は腸にあると言われています

その腸に良い食品と言えばヨーグルトですよね

ではそのヨーグルトにはどんな種類や特徴があるのでしょうか?

早速、見てみましょう

ヨーグルトの歴史

昔、WHOから京都大学の家森教授が世界中の健康長寿の地域の食生活を調査する様に依頼を受けました

そこで教授は沖縄県など世界の様々な地域の食生活を調査したところある地域で、とても健康で長寿な人が多いことが分かりました

カスピ海地方の人々はヨーグルトをデザートとしてではなく、調味料の1つとして毎日たくさんの量を摂取していました

※カスピ海ヨーグルトは家森先生が長寿地域として知られているヨーロッパ東部のコーカサス地方で入手し日本に持ち帰って広めたヨーグルトで、他のヨーグルトとは違って胃で死滅せず生きたまま大腸に到達し、善玉菌として働き、また、優れた整腸作用、免疫細胞の活性化などの健康効果があることが分かっています

ヨーグルトの種類

牛乳などの乳汁を発酵させてつくるヨーグルトは様々な種類の乳酸菌を使ってつくられます

ビフィズス菌やLGG菌などはその代表的なもの

それぞれに違った性質や風味、香りですが腸内環境を整える機能は基本的に備わっています

ヨーグルトの特徴

ヨーグルトは牛乳よりも消化吸収がよく整腸作用を促してくれます

牛乳などの乳汁を発酵させたヨーグルトは牛乳のもつカルシウムやタンパク質、鉄分などの栄養成分はそのまま含んでいます

また、乳酸菌がタンパク質や脂肪を分解してくれるので消化吸収にも優れています

さらに乳酸菌は腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やして腐敗菌の増加を抑えてくれます

ヨーグルトの効果的な食べ方

免疫力アップやコレステロールの増加を抑える働きがあるビフィズス菌はプレーンタイプを毎日食べるのがおすすめです

何故ならせっかく摂った乳酸菌は便に押し出されて、約一週間で腸から出ていってしまうからです

また善玉菌のエサにとなって善玉菌を増やす働きがあるオリゴ糖を一緒に摂るとより効果的です

ちなみにオリゴ糖は腸内でほとんど吸収されないのでカロリーを抑えたい人はお砂糖の代わりに使用すると良いでしょう

さらにヨーグルトなどに含まれる動物性乳酸菌は非常に弱い生き物で胃酸に触れるとほとんどが死んでしまいますので、空腹時よりも食後に食べることをおすすめします

ヨーグルトの健康効果

ヨーグルトには様々な健康効果があります

  • 腸内環境を整える(便秘、下痢の改善)
  • 免疫力をアップして感染症予防、花粉症などのアレルギー反応を抑制する)
  • 血圧上昇抑制
  • コレステロール値を下げる
  • カルシウムやタンパク質、鉄分を補う

免疫力が上がることで風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなります

また便通が悪くなると肌荒れの原因になったりしますし、悪玉菌は発がん性物質を発生させてしまいます

腸内環境を良くすることでそれらの症状を抑えることも出来ます

さらに牛乳と同様に骨粗鬆症予防にもおすすめします

まとめ

ヨーグルトは整腸作用や免疫力アップにとても効果的な乳酸菌と骨粗鬆症予防に良いカルシウムが豊富に含まれています

さらに高齢者に不足がちなタンパク質や女性が不足しやすい鉄分なども豊富に含んでいます

毎日の健康維持に是非取り入れたいですね




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