食べすぎや運動不足が続くとエネルギー収支のバランスが崩れてしまい「気がついたら健康診断でメタボと診断されてしまった」なんて人も多いのではないでしょうか

また健康診断が近づくたびに「今回はメタボって診断されるかも」と不安になっている人も多いはず

そこで今回はそんなメタボリックシンドロームの定義とBMIの計算式とその基準についてお伝えします
BMIによる肥満判定
肥満かどうかの判定にはBMIを使います
先ずはBMIの計算式を見てみましょう
BMIの計算式
BMI=体重(kg)÷(身長m×身長m)
判定

参照 : 日本肥満学会

例えば、体重70kgで身長170cmだと
70÷(1.7×1.7)=24.22となり普通体重と判定されます
メタボリックシンドロームの基準
立った状態でウエスト周囲径が男性は85cm以上、女性は90cm以上を超えているのに加えて「高血圧・糖尿病・高脂血症」のうちの2つ以上が基準値を超えている場合にメタボリックシンドロームと診断されます

ウエスト周囲
- 男性 85cm以上
- 女性 90cm以上
例えば、ウエスト径と高血圧と糖尿病の場合はメタボと診断されます
一方で、高血圧と高脂血症が基準値を超えていてもウエスト径が基準値以下の場合はメタボと診断されません
ウエストサイズを縮めるには?
内臓脂肪型肥満やメタボリックシンドロームと判定された人は余分な脂肪を減らす必要があります
一般的にウエストサイズの1cmは体脂肪1kgに相当するのでウエストを1cm縮めるには、約1kgの体脂肪(体重とほぼ同じ)を燃焼させる必要があります

脂肪は1g当たり9キロカロリーとすると1ヶ月で1cm縮めるためには7,200キロカロリーの体脂肪を燃焼させる必要があります
つまり230キロカロリー/日となります
まとめ
いかがでしょうか
メタボと診断されるのが良くない理由は動脈硬化をリスクを高めるからです
動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳卒中につながります
ただし、食べ過ぎと運動不足にならないように気をつければ改善できるはずです
自分の健康は自分で守る=セルフメディケイショの時代です
もし健康診断が心配な方やすでにメタボと診断された方は早めに対策しましょう
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