食品添加物って実は昔から日本にあるもの?

健康
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みなさん こんにちは😊

ところで、食品添加物と聞くと、「人工的なもの」というイメージがありませんか?

でも、実は日本古来の食文化から続いているものでもあるんです。

例えば、お豆腐を作る時には「にがり」を加えますし、こんにゃくを作る時には「消石灰」を加えています。

一方、現在日本では購買意欲をそそるために着色したり香り付けをするための食品添加物もあります。

更に、長期保存を可能にしたり栄養成分を強化する場合もあります。

ただ、どうしても食品添加物と聞くと「体に悪そう」だと思いませんか?

そこで今回はそんな「食品添加物」について調べてみました。

食品添加物の使用目的

現在、食品添加物を使用する目的は主に6つがあげられます。

  1. 製造・加工の際に必要
  2. 保存性の向上
  3. 食中毒防止
  4. 風味を良くする
  5. 見た目を良くする
  6. 栄養成分の強化

(1)製造・加工プロセス

  • お豆腐を固める「にがり」
  • ビールを濾過する「活性炭」

(2)保存性の向上

  • 弁当の保存料

(3)食中毒防止

  • 漬物の防かび剤

(4)風味を良くする

  • アイスクリームの香り
  • ケーキなどの食感

(5)見た目を良くする

  • ソーセージの色(赤いウインナーなど)
  • ジュースやゼリーなどの色

(6)栄養成分の強化

  • カルシウムを添加した牛乳
  • ビタミンCを添加した飲み物

などがあります。

つまり、現在の私たちはほぼ毎日何かしらの食品添加物を口にしていることになります。

食品添加物の種類

現在の日本の食品添加物にはたくさんの種類があり、全て合わせると約1500種類以上あるそうです。(びっくり!)

  • 指定添加物(357品目)
  • 既存添加物(450品目)
  • 天然香料(約600品目)
  • 一般飲食物添加物(約100品目)

食品添加物の現状

よくスーパーなどで商品の裏側などに書いてある成分表示を見ると、膨大な種類の添加物が記載されていて、一般の消費者には「どの食品添加物がどんな働きをするのか」はほぼ理解できません。

また、外食やテイクアウト、デリバリーの場合は商品に表示の義務はないので、そもそも記載がありません。

ですので、これらを利用しながら食品添加物を完全に避けるのは不可能と言ってもいいでしょう。

食品添加物の種類

それでは食品添加物は現在どれくらいの種類があるのか見てみましょう

  • 着色料   食品の着色など
  • 保存剤   保存性向上、食中毒防止
  • 増粘剤   滑らかを上げる
  • 安定剤   品質を安定させる
  • 糊材    粘りをだす
  • ゲル化剤  分離防止
  • 発色剤   色調の調整
  • 漂白剤   食品の漂白
  • 防カビ剤  輸入品のカビ防止
  • 乳化剤   水と油を混ぜる
  • 栄養強化剤 栄養強化

などがあります。

これらは見た目や香り、食感などだけではなく「保存性」のために使用されたりとその目的は様々です。

食品添加物を避けるには

最近では「合成保存料・着色料無添加」「化学調味料不使用」などと書かれた商品やオーガニック食品専門店も増えています。

そこには消費者のニーズがあるからだと言えます。

また、家庭菜園を始める人の中には「食品添加物をさけたいから」という人も多いのではないでしょうか。

家庭菜園の場合、プロの農家さんのように生産性規格を追い求める必要はないので、牛糞や鶏糞、油カスなどの有機肥料で栽培すればより安全です。

ただ、せっかく無農薬、有機肥料で栽培しても調理の際の調味料に食品添加物が含まれるものが多くありますので、こだわる人は調味料も無添加を選びましょう。

そして外食やテイクアウト、デリバリーの利用する場合は食品添加物を避けるのは無理だと思っていいでしょう。

まとめ

私達は食べる物で健康にも病気にもなると言われています。

これからはセルフメディケイション(自分の健康は自分で守る)の時代です。

私も、「食品添加物は怖い」というイメージをもっています。

ですが、今回調べて見て、現在の日本では完全に避けることはかなり難しいと感じました。


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