女性ホルモンの分泌量の急激な減少が更年障害の原因

健康
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更年期障害は閉経前後の女性に現れる自律神経失調症の一種です

女性ホルモンの分泌量が急激に減少することでホルモンバランスが乱れて様々な不定愁訴が現れます

人によって症状の重さが違い、とても辛いという人もいれば、あまり感じずに過ごす人もいるようです

更年期障害

更年期障害の症状

更年期障害の症状は様々で人によってどんな症状が現れるかは違います

主な症状は

  • イライラ
  • 不安
  • 躁鬱
  • のぼせ
  • 肩こり
  • 頭痛
  • めまい

などがあげられます

女性ホルモンが減少すると

女性ホルモンが減少することで、女性ホルモンが司っていたコレステロールや骨密度に影響が出てきます

女性ホルモンと骨密度・コレステロールの関係

更年期障害の対策(食事)

コレステロール

閉経後に女性ホルモンの分泌が減るとコレステロールの合成が増えてしまいます

コレステロールが増え過ぎると高脂血症になると動脈硬化が進行して生活習慣病である心臓病や脳卒中などの原因になります

ですので、動物性脂肪や卵などのコレステロールを多く含む食品は控えめにしましょう

また食物繊維は腸内でコレステロールの吸収を阻害してくれるので動物性脂肪の多い食品を食べる時には野菜も一緒に摂りましょう

コレステロールについてはこちらから💁‍♂️

骨密度

女性ホルモンが減少すると骨を壊す破骨細胞の働きをコントロールする働きが弱まってしまいます

そうなると必要以上に骨を壊すことで骨密度が下がり骨粗鬆症を引き起こす原因になります

骨密度の低下を防ぐには

  • カルシウムを多く含む牛乳などの乳製品や小魚を意識して食べる
  • カルシウムの吸収を促進してくれるビタミンDやクエン酸を摂る
  • カルシウムが骨に吸着するのを助けるビタミンKやマグネシウムも合わせて摂りましょう
  • 骨密度を上げるために運動をする

などを意識しましょう

またカルシウムは精神の安定させる効果があるのでおすすめします

骨粗鬆症についてはこちらから💁‍♀️

大豆イソフラボン

大豆製品に多く含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと非常に良く似ていて体内で女性ホルモンと同じように働きます

納豆や豆腐、厚揚げなど手軽に手に入るものが多いので毎日摂りましょう

ビタミンEを摂る

ビタミンEは別名「女性のビタミン」と呼ばれ、強い抗酸化作用や血行促進作用などの働きがあります

その他にホルモンの乱れを小さくしてくれる働きがあります

更年期障害は女性ホルモンの分泌量が急に減少することでホルモンバランスが乱れることが原因です

ビタミンEはその乱れを小さくしてくれることで症状を緩和してくれるので意識して摂りましょう

食品中ではアーモンドなどに多く含まれています

ビタミンEについてはこちらから💁‍♂️

趣味やスポーツを楽しむ

趣味やスポーツなどを積極的に楽しみ、気持ちを前向きにして日々を過ごしましょう

更年期障害を理解出来る経験者や友人と話をするだけでも気持ちが楽になって症状が軽くなるかも知れません

まとめ

男性にも更年期はありますが、女性のように急激にホルモンの分泌量が減らないので女性ほど症状が辛くないのが一般的と言われています

また更年期障害の方への周りの理解がどれだけあるかどうかで症状の重さも変わってきます

同性の女性なら理解出来ても男性には理解しにくい部分があり、家事をやる気力が出ない時に「家事をサボっている」と思われるケースもあり、それが余計に症状を辛くしてしまいます

男性にも更年期障害に対する理解が広まると良いですね



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