ミドルシニア世代の中には「自分の血管が健康なのか」と気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、健康と動脈硬化予防を啓発する「血管健康くらぶ」が行った「健康と動脈硬化に関する意識調査」の結果を発表します
※ 対象 20〜60代の男女723人
健康と動脈硬化に関する意識調査
自分は健康への意識が高いと思いますか?

「非常に高い」「どちらかと言えば高い」と答えた人を合わせると36.6%で「非常に低い」「どちらかと言えば低い」を合わせた13.4%の2.5倍ほどでした
3割以上の人が「自分は人よりも健康に関する意識が高い」と思っていました
普段から怖いと感じている病気は?

「がん」と「脳卒中」がダントツの1位と2位でした
普段から怖いと感じている病気を3つずつ選んでもらった結果
- がん
- 脳卒中
- 心臓病
- 肺炎
- 糖尿病
の順でした
「がん」は2人に1人がかかっている病気でかかること自体はそれほど珍しくありません
また肺炎で亡くなる方の95%は65才以上の高齢者で、冬場に風邪やインフルエンザにかかった方がこじらせて肺炎を併発してしまうケースがほとんどです
あなたの血管は年齢の割に健康だと思いますか?

「自覚症状がなく健康だ」という回答が57.7%と約6割に上りました
血管がもろいと血管が詰まってしまった時に血管が破れる「脳出血」や「クモ膜下出血」などを引き起こします
また血管に血栓や塞栓ができると血管が詰まってしまい、突然脳梗塞や心筋梗塞などの病気になります
動脈硬化はじわじわと進行しても自覚症状はほとんどないので「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれています

定期的に健康診断を受けていますか?

「3年以上受けていない」人が30.7%もいました
車が車検を受けることで安心して長く乗ることが出来るように、私達の体も安心して生きていくためには健康診断が必要不可欠です

年代別に見ると若い世代ほど健康診断の受診率は下がり、20代で3年以上受診していない人は60代の2倍以上でした

自分のコレステロール値を把握していますか?

「自分のコレステロール値を把握している」と答えた人は
- 60代 43.1%
- 50代 30.3%
- 40代 19.3%
- 30代 11.7%
- 20代 13.9%
でした
20代〜30代はコレステロールの多い外食やテイクアウト、デリバリー、ファストフードなどを食べる機会が多くても若いので気にしていないようです
コレステロールが過剰になると血管の内側にたまって血管を狭くすることで動脈硬化がすすみ心臓病や脳卒中の原因になります
それを防ぐにはバランスの良い食生活がとても重要です

自分の血管年齢が気になりますか?または知っていますか?

「血管年齢が気になる」と答えた人は40代から一気に増えて6割を超えています
60代では約8割とほとんどの方は血管年齢が気になるようですね
動脈硬化の原因
動脈硬化にはさまざまな原因があります
血液中の悪玉コレステロールが血管の内壁にたまっていくことが主な原因です
血管は厚みを増すことで弾力性を失い、コレステロールはコブをつくり血流を悪くします
それが心筋梗塞や心臓病を引き起こします
先ずは食生活を改める事が何より大切です
まとめ
車は車検を受けて必要な場合は修理したりや部品やオイルの交換などをすることで安心して長く乗ることができます
私達の体も全く同じです
『セルフメディケイション=自分の健康は自分で守る』の言葉通り、過信せずにちゃんと健康診断を受けて必要な場合はしっかりとメンテナンスをしていきましょう!
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