みなさん こんにちは😊
登録販売者Navi の中村です。
ところで、みなさんは「いつまでも、健康で若々しくいたい」と、思いませんか?
私は思います😊
でも、誰でも年をとりますし、老化は進みます。
ただ、一口に老化と言っても個人差がありますよね。
その個人差がでる理由の一つが、アンチエイジングです。
アンチエイジングとは、ざっくりと言うと「老化を防ぐ」と言う意味ですが、登録販売者としては、もう少し詳しく知っておけば、今よりもっと「お客様の健康管理のお役に立てる登録販売者」になれるはず。
でも「アンチエイジングって具体的にどんなものなの?」と思う人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は「アンチエイジング」についてお伝えします!

抗酸化作用で体内の老化を防ぐ
アンチエイジングとは?
アンチエイジングとは「アンチ=抗(抗う」と「エイジング(酸化、老化)」を合わせた言葉で日本語に訳すと「抗酸化作用」となります
つまり「酸化、老化を防ぐ」という意味ですね
酸化の原因
では、私達の体内の細胞が酸化してしまう原因は何なのでしょうか?
その原因は「活性酸素」です。
活性酸素が体内の細胞を酸化させてしまう原因になります。
活性酸素とは?
では、どうして私達の体内に活性酸素は生まれるのでしょうか?
それにはいくつかの理由がありますが1つは「呼吸」です。

私達が普段の呼吸で取り入れる酸素のうちの約2%は血管などの酸素を酸化させる「活性酸素」へと変わってしまいます。
活性酸素は、「酸素が食べ物をエネルギーに変える」時に発生しますが、過剰に発生すると体内の酵素や細胞膜をサビつかせます。
例えば、血管内では悪玉コレステロールであるLDLを酸化LDLにしてしまいます😱
このLDLは血管内の異物を取り込むマクロファージと結合して血管の内側に溜まり、動脈硬化の原因になります。

このように、酸化力(サビさせる力)がとても強い活性酸素は体内の血管などを酸化させることでがんや動脈硬化、生活習慣病など様々な病気の原因になると言われています。
活性酸素が増える要因
また活性酸素は生活習慣でも増えることが分かっています。
その主な要因は
- ストレス
- 喫煙
- 暴飲暴食
- 紫外線
- 排気ガス
などがあげられます。

抗酸化作用とは?
その活性酸素に対抗して体内の老化を防ぐのが「抗酸化作用」で、人間が本来もっていると言われています。
しかし年齢を重ねるうちにその力はどうしても減少してしまいます😭
抗酸化物質
そんな抗酸化作用をもっている物質を抗酸化物質と呼びます。
代表的なものが抗酸化ビタミンとフィトケミカルです。
抗酸化ビタミン
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンA(β-カロチン)
ビタミンAは肝油ドロップの主成分で主に細胞膜で働きます。抗酸化作用の他にも
- 成長促進
- ドライアイ
- 乾燥肌
- 免疫力アップ
などの効果があります。
ビタミンEは体内の細胞の「身代わり」になって酸化してくれます。
またビタミンCはその酸化したビタミンEを元に戻す「還元作用」がありビタミンEをもう一度働けるようにしてくれます。
ですので、ビタミンEとビタミンCは一緒に摂る方が良いと言われています。

フィトケミカル
フィトケミカルは植物に含まれる化学物質で、主なものとしては
- カロテノイド(緑黄色野菜など)
- ポリフェノール(カカオなど)
- テルペン類(柑橘類など)
- β-グルカン(きのこ類)
- イオウ化合物(にんにくなど)
などがあります。
他にもコエンザイムQ10やアルファリポ酸、鮭などに多く含まれるアスタキサンチンなどもあります。
これらは何か一つの成分を摂るよりも、色々な成分を合わせて摂る方がより効果的と言われています

抗酸化物質の働き
抗酸化物質の体内での主な働きは
- 活性酸素の発生防止
- 活性酸素の安定化
- 酸化生成物の無害化
- 損傷細胞の修復
- 傷ついた部分に抗酸化因子を送る
などがあります。
酸化(サビ)を防ぐには
酸化するということは「錆びる」ことと同じと言っても良いでしょう。
外に放置してある自転車や釘などが錆びてしまうのと同じで、私達の体内の細胞も活性酸素によって錆びてしまいます。
それを防ぐ働きを「抗酸化作用」と呼びます。
抗酸化作用を得るためには
- 抗酸化物質を含む食材を選ぶ
- 活性酸素を増やす生活習慣を避ける
の2点が重要になります。
まとめ
いかがでしょうか。
毎日ファストフードや外食が続くと栄養バランスの乱れが生じます。
抗酸化物質を含む緑黄色野菜などの食材が少なければ、その分だけ体内も酸化しやすくなるからです。

私達人間は食べるもので健康になりますし、病気にもなると言われています。
これからは「セルフメディケイション=自分の健康は自分で守る」時代です。
そのためにはなんと言ってもバランスの良い食事が大切です。
あなたも、こんなお話が出来る登録販売者を目指しませんか?
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